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2017-08-24

理学療法士がナースに解説する肩関節の特徴

こんにちは。理学療法士の吉岡です。
今日は前回に続いて
〜明日から使える〜 「可動域訓練」の話をしていきます。

では、、、
本日のテーマは「肩関節」の特徴です。
それでは第2回目の始まり、始まり。

 

関節の特徴が不安定!?

肩関節の特徴は、、、なんと「不安定」です!

「ホントに!?」って思いますよね。でも「不安定」で良いんです。
なぜ不安定で良いのか。それは不安定さが生む高い自由度です。
言い換えると、骨同士の連結性が低いために、肩がグルグル回る
大きな可動性を持っているということです。
そして連結している骨同士も不安定なので、とてもよく動きます。

 

解剖学的に

 

具体的に連結している骨は上腕骨と肩甲骨です。
この骨同士が作る関節が「肩関節」なんです。正式には「肩甲上腕関節」です。
ちなみなに「肩関節」は肩甲上腕関節と肩鎖関節などの複合関節の総称です。

関節の形状として上腕骨頭を凸、肩甲骨の関節窩を凹となっていて、凸の方が大きく
凹にはまり込んでいないので、関節が不安定となっています。

 

運動方向としては

「屈伸」「内外転」「内外旋」「水平内外転」「挙上と下制」
なんと五つも運動方向があるんです。ちなみに膝は「屈伸」の一つだけです。

ただ不安定は良いことがばかりではありません。
不安定な結果、脱臼しやすいということあります。
それと小さなトラブルでも肩の可動性が狭くなりやすくなります。

 

吊り下がってる関節

肩関節は「ハンギングジョイント」と言われています。

「ハンギングバスケット」のハンギングです!
筋肉や靭帯で吊り下げれられてできている関節です。

具体的には肩甲骨や鎖骨から始まっている筋肉や靭帯が、
上腕骨頭に着いて下方に落ちないように吊り下げています。
というこは筋肉や靭帯が傷ついてしまうと、肩関節に障害が出ます。
そして筋肉や靭帯以外に大切な組織があります。

それは、、、

「関節包」です。この関節包がぶら下がってる状態を保持させています。
そして可動域訓練でも関節包にアプローチしなければなりません。
図のように筋肉や靭帯、関節包で関節の安定性を高めています。

以上が肩関節の特徴です。次回は可動域訓練についてお話しします。

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